Motorolaのミドル~ハイに位置するスマートフォンである、Motorora edge 50 proを購入し、約1か月使ってみた感想を、これまで使用してきたMotorola razr 40と比較してレビューします。
Amazonで購入
購入当時はAmazon.co.jpが販売元で72,545円でした。夕方に注文し、その翌日には関東の自宅へ到着。Amazonの強みです。価格もほぼAmazon.co.jpが最安値。他店のセール時以外はAmazonで良いかと思います。
記事公開時点(2024/9/17)で7万円を切ってますね…
開封
箱は最近のモトローラが推しているシンプルなベージュ。環境に配慮した、みたいなコンセプトなのでしょう。正直外箱なんて売却するときしか使いませんから、拘ったデザインなど要らないのも事実です。
付属品は、保護ケース、専用の125W出力が可能なACアダプタ、USB-Cケーブル、SIMトレイ取り出しピンになります。モトローラはほとんどの製品に保護ケースが付属するのが良いですね。
外観
背面はカメラが3つにライト。カメラ部分が出っ張ったデザインとなっています。Felicaはカメラの横に搭載。中央にはモトローラのロゴが鎮座します。
ケースを付けるとこのようになります。ロゴが見えにくくなるのは残念です。
右側面には音量ボタンと、電源ボタンが配置。下部にはUSB-Cポートと、スピーカー、マイクが配置されています。極端に薄いわけではないので、イヤホンジャックも付けられなかったのかなとは思いました。
同社の折り畳みスマホである、Motorora razr 40と並べてみました。厚みはrazr40よりあります。ディスプレイの色合いは様々な調整をしたところ、ほぼ同じでした。なお、屋外の晴天下での見易さは一目瞭然。razr 40がピーク輝度1400nitであるのに対し、このedge 50 proは2000nitです。炎天下で釣りをしている最中にタイドグラフを見たくなった時も、見易さが段違いでした。
エッジディスプレイとなっており、ケースの形状もそれに合わせてあります。エッジディスプレイは初体験でしたが、端末の大きさに対して画面サイズが大きくとれることと、Androidの戻るのジェスチャー操作がやりやすいことが大きなメリットだと感じました。ただ、落下した際の画面の割れは心配ですね。(画面割れに備えて私はMotorolaの3年保証に入りました。)
処理性能
SoCはSnapdragon 7 gen3を搭載。現在の最新は7+ gen3ですので、1つ型落ちのSoCとなりますが、性能的には何ら問題なし。最新の重い3Dゲーム等は厳しいのかもしれませんが、私の使用用途では不満を感じることはありませんでした。
RAMは12GBの大容量で、更にROMの一部をRAMとして使うRAMブースト機能付き。12GBもメモリがあればブーストは要らない気もしますが、RAMはなんぼあっても良いですからね。RAMの大きさは心の余裕。
ディスプレイ
ディスプレイは先述した通りの明るさで、解像度は2,712x1,220、リフレッシュレートは144Hzとなっています。もはやオーバースペックかなというレベルです。勿論リフレッシュレートは設定から変更可能で、自動、60Hz、120Hz、144Hzから選べます。人間には120Hzと144Hzの違いは分からないかと(笑)
エッジディスプレイを活かした機能として、エッジライトがあります。これは着信、通知を受信した際、エッジ部分が光り知らせる機能です。実用性はさておき、デザインとしては気に入った機能です。
急速充電
勿論倍速再生ではありません。数字がどんどん増えていくのが見て分かるのは気持ちいいものがあります。勿論発熱等により必ず公称の19分で満タンに充電されるとは限りませんが、それでもこの充電速度は驚異的です。夜のうちに充電をしなくても、朝起きたら充電器に差し込めば、朝食や支度をしているうちにみるみる充電され、家を出発するころには満タンです。
その他
UIについては、モトローラは素のAndroidという印象だったのですが、このedge 50は独自UIがかなり増えています。某コントロールセンターにそっくりなような。そもそもコントロールセンターって名乗ってます。
カメラ性能
カメラ性能はMotorola自体そこまで高くない印象でしたが、eやgシリーズは勿論、razr 40と比べてもカメラの性能は高いと感じました。本機のカメラで撮影した写真を、こちらに掲載します。
特にrazr40より進歩したのが、AF性能と夜景の撮影です。razr40ではAFが迷うようなシーンもありましたが、こちらはそのような場面に遭遇することはありませんでした。また、夜景も見た通りそのままを表現し、綺麗に見せかけるために加工をきつくしたような写真ではないのが好印象です。
1月使って分かった良いところ悪いところ
良いところ
- RAM12GB、Snapdragon 7 gen3ながら7万円台の高コスパ
- シンプルでスマートな外観
- 約20分でフル充電
- 良好なカメラ性能
- 明るく綺麗、かつオーバースペックではない画面
- 保護ケース付属
- エッジディスプレイ(好みによる)
- (個人的に)大きすぎずちょうどいいサイズ
- 画面内指紋認証、精度も〇
- モトローラ独自のクイック設定も利用可能(ほぼiPhoneのコントロールセンター)
悪いところ
- エッジディスプレイのため保護フィルムが限られる(同社の折り畳みスマホのように貼り付けしてあれば良いのですが…)
- イヤホンジャック、microSDカードスロット無し
- 付属の保護ケースを付けると折角のモトローラのロゴが見えない
補足 モトローラ公式保証(moto care)について
「落下、水濡れ、故障など、もしもの端末トラブル発生時に、端末交換サービスが受けられます。」という謳い文句の手厚い保障がメーカー公式で提供されています。機種によって料金は異なりますが、edge 50 proの場合、月額528円/2年一括10780円/3年一括15180円となります。
こちらの保証は自然故障等のみならず、過失による落下、水没等でも対応してくれます。交換の際には勿論5000円の自己負担は必要ですが、修理することを考えるとかなりお得です。
私は通常であればこのような保証には入らないのですが、本機はエッジディスプレイという関係上画面割れが怖いので加入しました。
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